「『勘違い』って何のことだい?」

が去った屋上で乾が菊丸に問う。

「さっき、ちゃんが不二のこと優しい優しいって言うから」

ぱくぱくとご飯を食べながら

「不二の優しさを勘違いしないでねって言ったんだにゃ」

「英二が?!」

声をあげて驚いたのは大石。

「なっなんにゃ」

「いや、英二がそんなことを言うなんて想像もできないから」(何気に酷い)

「不二を気遣いに考えさせる発言を菊丸が?……
データからしてありえない!」

「にゃ?? 誰にでもすぐわかることにゃ」


一瞬、誰もが菊丸英二を『大人』と思った。


そう、一瞬だけ


「不二の優しさを勘違いしたら裏にある
『下心』に気付けないにゃ!!」





















ゴンッッ!!





















「こんのっバカ猫!!」


グーでおもいっきり殴ったのは

「にゃ??(涙目)」

「下心とかなんとかに言った?!」

「言ってにゃい…」

はぁ――ぁっと一同が安堵の溜息をつく。

「やはり菊丸は菊丸と」〔書き書き〕

「にゃ?? にゃ????」

頭の上で『?』を点滅させる菊丸を無視して

「あの様子からするとは、バカ猫とは違う結論出したんだよね?(出しててほしい)(っーか出せ)」
「そうだろう、優しさの裏が『下心』となればあんなに必死に捜しはしないだろう」
「よかったぁ」
さんはどんな結論だしたんだろうね?」
大石の言葉に乾とがクスリと笑い

「「そりゃもちろん良い結論」」

と笑った。

















***反省***
 長かった…きつかった…
 いっきに書き上げたのは、こんなの途中で<続く>って切ったら
 内容忘れそうだし(笑)
 気になるトコロで止めるの好きじゃないから。私が。
 読んでくださる方はどっちなのでしょう?
 小出しの方が良かったかしら??
 次なんか小出しにしてみよう。うん。

 やっとさんが一歩とはいかないものの
 不二様に歩み寄りだしました。
 『すき』とまではいかないものの
 最初よりずっと『好意』は持っています。
 テニス部の方々もさんも2人をひっつけたいようですね。
 じれったくて仕方ないんじゃないでしょうか??(笑)

 なんか今回菊オチですね。
 っーかオチてないし…(殴)
 ちなみに不二様の優しさは『無条件の愛情』が大半です。
 菊丸先輩の言うような下心はこれっぽっちしかありません(笑)