「どうしよう…こないの……」
景吾に嘘をつくなら絶対コレしかないと思うの。
「何がだ?」
「月のもの…」
「アーン?」
「生理…」
「……バーカ」
「は?」
「俺がそんなヘマするかよ」
「(こっの…俺様め)でもでも」
「エイプリルフール。お前の考えてることくらい嫌でもわかるぜ?」
「(むむーっっ)…バーカバーカ景吾のバーカ!!」
「馬鹿はテメェだろう。…そうだなぁ」
景吾はいつものようにニヤリと笑う(嘲笑?)と
「ヤルか?」
「は?」
「嘘を本当にしてやるっつってんだよ」
「はぁ?!」
「でもなぁ残念ながら今日は安全日だ」
「なっ!(計算してるの? コイツ?!)」
「普通に楽しむか」
「イッヤーッ! ヤーッッ!!」
「まぁそのうち結婚でもしたら、さっきの嘘、本当にしてやるよ」
「…え?」
なんかポロッとすっごいめちゃめちゃ嬉しいこと言ってくれたんですけど!
「ほら、来い」
あぁ(涙)
なんか手招きされてるんですけど…
行けば必ず…アレだよ。
「景吾のバーカ」
「ああ、そうだよ。馬鹿でいい。馬鹿だ」
四月一日。
四月馬鹿の日。
でも年中私は
「私も景吾馬鹿だよ」
***反省***
短い。(溜息)
かなり急いで書いたから仕方ないのだけど。
甘いからヨシってことで。
私的に甘々な文だと思うのです。